結城明音の適当日記

同人漫画描き・結城明音の活動報告と日常と関心事

占星術雑談:双子座ってSNSでもコミュニケーションでも無くね? 他いつもの日記 2024.6.12(水)

木星が双子座に入ったことでいろいろ言われているのを目にするわけだけども。
火星双子座で風のグランドトライン持ちというネイタルの自分としては、肌感覚に合わない解釈があって。

それが「双子座はSNSとコミュニケーション」というやつ。

全然違う、と私は思っているわけなのよね。

双子座は、「情報の送受信」であるのは本当にその通りだという実感はある。でもこれは、SNSでもコミュニケーションでもない、って話で。

 

双子座ってのは好奇心で周囲の情報を何でもかんでもひょいひょい集めていくようなサインでさ。集めると集められるは同義なので、自分が発信側になるのは確かに双子座的なのよ。

で、双子座というのは一方的なんである。コミュニケーションもへったくれもない。一方通行。(そのほうが「情報として純粋だ、ゴミだらけかもしれないが邪魔はない」というのはある。)

あくまでも私の感覚ではあるけれども、風サインで言うなら天秤座のほうがよっぽどコミュニケーションサインだと思うよ。天秤座は「”私”と”あなた”」を初めて自覚するサインだからね。牡羊座から乙女座までは「私とその周り」なのである。風サインとしては、双子座が私という情報あなたという情報を認識し、天秤座がそれを調和させる、という相乗効果は言えると思う。ただやっぱ双子座の時点では材料でしかなくて、コミュニケーション成立としては天秤座だよなあ。

なので、木星双子座期に意識することは「自分が発信側になること」「自分が受信したその情報はどういう意図をもって発信されているかを精査すること」だと私は思っている。何を発信するかは、木星牡牛座期にネタができたでしょ。牡牛座は、その前の牡羊座で生まれた意思を自分の肉体になじませるサインだよ。また、肉体を通して自分にとって何が快不快かを自覚するサインでもある。牡牛座をしっかりやっていれば双子座の情報の渦で自分を見失わずに済むのだよね。

(ちなみに、コミュニケーションは水星で見るのである。さらにそこでわかるのは「どのような情報の伝え方なら伝えやすいか・伝えられ方ならば理解しやすいか」という、「情報の理解」に関する分野なのよね。「自分の言っていることが伝わる伝わらない」「相手の言っていることが理解できるできない」が水星の担当するコミュニケーションよ。誰にでも水星はあるので、コミュニケーションぢからは誰にでもあるわけだ。磨く必要はある。で、大事なことに、水星の担当するコミュニケーションには感情も意思も入っていないのだ。占星術関係ない場面でコミュニケーションというとき、感情も意思も抜いた「情報の送受信と精査」だけを指していることってそうそうないと思うんだよね。)

というわけで、「木星双子座期”だから”、コミュニケーションしなくちゃ!」というのは「違う」。と私は思うのでありました。なお、双子座ぢからがコミュニケーションに役立つところと言えば、話題・興味関心が豊富なところと、臨機応変なところだと思う。双子座は広く浅くが持ち味なんだよね、ただこれは使いどころを間違えると軽薄さにもつながるからね。

 

次にSNSなんだが。

SNSはそもそもインターネットの機能を使っているので、先にインターネットを考えると。その場にいない人とも疎通ができる、何なら地球外まで範囲は及ぶ。そこには壁がない、身分も、人種も。インターネットを通せば、個人として対等なんです。ってことでこれどう考えてもインターネットは水瓶座なわけですよ。双子座じゃない。双子座は自分の身の回りだけだからね。水瓶座は自分中心じゃなくて俯瞰なのよね。インターネットに載せる情報は双子座の管轄なんだけど、インターネットを使う理念は水瓶座。相性は良いよ。風同士だしね。

で、インターネットを使った通信って、自分がインターネットを始めたころに比べるとずいぶん枝葉が豊富になって、利用者も増えてきたな、って思うんだけど。何で冒頭の占いが「インターネット」ではなく「SNS」”指定”なのか、と考えたときに。

でね…この段落は自分の中で占星術的な知識理論も検証も追いついていなくて、私のネイタルからピコーンと来ているだけなんだけど、SNSは私の中の土星蟹座が「オメー水だな」って言っているのです。「繋がりたい」とか「クラスタ」とかそういう発想は、風じゃないな、水だな、って。風というか水瓶座なら、「宇宙の時点で全部繋がっているのでまるで繋がっていないかのような発想にならない」し、「クラスタなんていう壁を作るような発想にならない」。

水は感情が繋がっているという実感が必要なんだよね。

で、SNS水瓶座を経由した水だとすると、ということは魚座なのか。どんな人でもその環境に染まるってことはあるよね。この「染まる」が魚座なのよね。だからどの環境に身を置くかはその人それぞれの風要素が「判断」したほうがよいと私は思うんだけど。染めよう、としてくる奴も有象無象にいると思うし、そもそも「染めようと思う、そのこと自体が染まっている」のかもしれない。気づかず染まって心地よく堕ちていくのかもしれない。そしてそんな様子がとっても魚座だな、って思う。魚座はいい悪いを判断しないので。SNSは双子座じゃない。

ただ、実感として、SNSに双子座要素の強い人はいっぱいいると思う。どこかで見かけた言葉をお借りすると「SNSは情報のパチンコ」と言っている方がいて、うまいこと言い当てているなあと思った。双子座は情報中毒に陥りやすいんだよね。で、中毒は海王星の担当で、海王星魚座のルーラーなのだ。つまりここでも魚座が出てくるわけで。どんな中毒になりやすいか、それが木星双子座期はSNS情報パチンコじゃらじゃらフィーバーーーってことかもしれない。そういや木星魚座のルーラーでもあった。むしろSNSには気を付けたほうがいいんじゃないのか木星双子座期。今回は特に、魚座にいる海王星とスクエアになるし。

 

そんなわけで、私は、「双子座は情報の送受信。コミュニケーションは天秤座、インターネット全般は水瓶座SNS特化は魚座」だと思っております。

 

だから、「木星双子座期には、あなたのことを”発信しましょう”」と言っている占星術師さんは誠実だと私は思っている。木星牡牛座期の占星術師の発言は金金金金ひどかったけど(goldではなくmoneyのほう)、お金は現代社会において大事だが、牡牛座のつかさどるものは五感で地サインまで広げても物質性であって金はその副産物でしかないので、話題が金に偏るのは違和感があったんだよね。警鐘が鳴っている感じ。木星双子座期にSNS・コミュニケーションをクローズアップしてくる占星術師にも同様の警鐘が鳴るんだけど、牡牛座の金は「確かにそうだけどそればっかりじゃ無くね?」だったのに対し、双子座のSNSコミュ力は「えっ違わね?」なんだよね。

ここからは一占星術ファンの勘繰りみたいなもんだけど、不安がっている人を誘導してない?「発信しましょう」じゃ大衆はついてこないからね。大衆は、意思を持って使おうとしないと使えないインターネットではなく、スマホを買ったらついてきたSNSを飲まれるように使っている。双子座SNSコミュ力説は、そういう人たちをターゲットにした「商売」なんだと私は認識している。金とコミュ力(人間関係)は大衆の関心ごととして長くトップを築いているだろうし(あっどちらも金星の管轄なのね。金星は牡牛座と天秤座のルーラーだわね)、双子座をSNSと言っておけば大衆と大衆をターゲットにしている人たちにウケがいいからね。「不安がる客を誘導すれば客が喜ぶんだからいいんだよ」は今期双子座の終わりを何かが通過するたびに起こる海王星スクエアにやられるんじゃね? 土星魚座にいるしさ。


ここからいつもの日記。

晴れ。うーん雲がうっすらしているかなあ。夜はどうでしょ。

ツイッターが出てきたころはSNSなんて言葉はなかったんだよなあ。なんて振り返っていたりする。ほんとミニブログのままでいてほしかったわ。この前アカウント作ったBlueskyは、一応プライバシーポリシーにmicroblogという言葉はいっぱい出てきている。ただもう人の使い方次第になってきちゃっているからね。

追記。よし、今日のふたご座とかんむり座も撮れた! いつものかんむり座でした。あと、月レグルス接近ってことで撮ってみたけどまあアップで収まるほど近くはない。というか14日のザヴィヤヴァ食、ザヴィヤヴァ写るんか怪しくなってきた。ええー

解説書きたいけど眠いな。明日にしよう。