結城明音の適当日記

同人漫画描き・結城明音の活動報告と日常と関心事

日本占星術カンファレンス見た 2023.8.21.(月)

今ようやく講演会アーカイブ見ている…間に合うのか…

これです。アーカイブあるから夏コミ前でも大丈夫かと思ったけどなんかすごい慌ただしくなってしまった。

yukiaketo.hatenablog.com

間に合った…とりあえず一回見終わった…おもしろかったよ!

勢いで一気に感想書いておこう。たぶん内容を詳細に語っちゃいけない感じがするので、見た人だけがわかる感想、って感じになるように努めます。


登壇順

芳垣先生の記号話
これが聞きたくて申し込んだのです。良かった… 私はこういったシンボルにはその形に意味があると思っているので、うまく言語化しづらい何かを長い時間かけてそこに込めてきたんだと思っていたんですよね。ただ自分ではうまくその由来を探れなくて。「へえー!」とか「わ、わからんw」とか「昔からだったんだ!」とか、いちいち感動しまくりでした。いろんなルーツがあるんだなあ、違う文化だとああなるんだな的なものもあり。まだよくわかっていないこともいっぱいある分野らしい。やっぱシンボルが作る非言語部分に惹かれる部分もあるんだよなあ、占星術は。

登石先生の年齢域話
正直言うと自分としては生物部分はだいたい知っていたことで「これが占星術だと天体の象意と年齢域としてこう示されているのか」という順番で来たので、もっと占星術の話が聞きたかったというか、全体的にじれったかったというのは否めないのでした。ただ占星術師側からのアプローチというところに意義があるのかな、と。この時期はこうなんですよーと占星術知識だけで言うより、他分野とのリンクで認識を広げると深みが出る、みたいな。占星術と絡めると人の人生に物語性が見いだせるところが好きですね、生物一辺倒になるとどうせ死ぬんだしになりがちなので。

賢龍先生の水星逆行話
「今さら聞けない占星学」で賢龍先生を知って講座まで行った身としては、今回の話はツボ過ぎて見られなくなるのが惜しい。逆行の様子は動画あるとわかりやすくなりますね、あのソフト(アプリ?サイト?)何だろ…? で、ですね、タイトルが逆行ですけど、今回の裏テーマは最大離隔だったんじゃないかって思っていて。私は天文のオタクとしてしょっちゅう最大離隔で叫んでいますが、あの水星の主張具合から占星術的にも何か出ているんじゃないかと思っていたんですよね。今回の話に出てきて「オア~!!」って大興奮していました。プログレスはまだ手を出していないので、これを機に少しずつ見るところ広げてみたい。

田中先生のハウスシステム話
やっぱり昔からアセンダントがだいじだったんだなあ。全体的に興味深く面白い話ではあったんだけど、タイトルまんまに知識が増えたって方向なので、「そうなんだ!」「へえー!」以上の何かを語れる状態にない。や、面白かったんですよ、これは本当です。
(そもそも、ハウスシステムってどうやって作られているのか入門編では見かけないので知りたいんですよね。私は普段から子午線と黄道は眺めているので、黄道の形と子午線の位置から作られているんだろうなとは予測がついていたけど、手計算でホロスコープ書くやり方がわからない。何を見ればわかるのん…?)
(そういえば私は割と初期からプラシーダスとホールサインを併用しているのでした。どれも理論や基準があってできたハウスシステムなんだろうし、正しいじゃなくて「しっくりくる」でやっていければいいなあ、と。他にもきっかけがあればいろいろ試したい。)
(というか、「界隈」って名の付くものはろくなもんじゃねえのかもしれない)

いけだ先生の月の物語話
こういう「その人だけの物語が星の配置から見いだせる」話が大好きなので関心はあったのですが、ちょっと挙げられた例で知っている方が一人しかいなくて…その方に関しては納得したけど、もう自分と自分の作品で検証したほうが早そうです。そのうち試してみたい…けどこの手法って公開しない方がいいのかな、こっそりとやってにやにやすることにします。

IKKA先生のミッドポイント話
う、うーむ…ここまでミッドポイントの出し方に時間が使われるとは思ってなかったぞ…ミッドポイントは少しかじった予備知識だけだけど、出し方とどこに来ればミッドポイント成立かはすぐわかったので… もっとミッドポイント全解釈とか実例とか見たかった…
(私は「水星・火星・天王星アスペクトは無いはずだけど、時々複合アスがあるような感覚になる」って思っていたところミッドポイントを知って、これか!、ってなったんですけど(♂=☿/♅って書き方だっけ)(オーブを広めにとるとバイクィンタイル×2なんだが、クィンタイルは成立しないくらい離れている)、ハーフサム40選にはなかった気がするのでこのミッドポイントの解釈を見つけられてないのよね。自分で検証するしか…?)

鏡先生のヒルマン氏話
こういう話好き! 占星術もその他心理学も興味ある一方で、エゴを強化する道具に”成り下がる”・それを求める人々、にうんざりさせられることもあったので、ヒルマン氏の本も読んでみたくなりました。(興味はあっても詳しくないのがモロバレであれなんですが、)話を聞いた感想としては、イマジネーションの海で泳ぎたい感覚なんですよねー。星を通して自身を見つめなおすほどに自身から解放されていくような。うーんなんだか言語化が難しい…

その他
いくらアーカイブあるとはいえ、このスケジュール(日時)は私の活動からするときつかった…視聴期限終わっちゃう、見なきゃ、に追い立てられてハラハラしてた…次もまたこの時期なんかなあ。まあ来年になったら今回大変だったことを忘れてまた申し込んでいるかもしれない。


見終わった直後の感想はこんな感じでー また何か気づいたことあったら、今後の日記でそれっぽいことを小出しにします。たぶん。

 

いつもの天気ログ(このブログは日記なので)。晴れ、だんだん曇りに。